さくら事務所ホームインスペクション本部(住宅診断・住宅検査)

ホームインスペクション現場実例集・現場同行記

新築工事チェック( 構造検査 ) 同行記 中野 健編

2017-02-09

新築工事チェックの調査に同行しました。


今回の調査担当はこの方↓↓↓↓↓


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中野 健さん



担当:中野 健さんのプロフィールはこちら





今回同行したのは都内にある木造2階建て注文住宅の 構造検査 。この構造検査は、さくら事務所の「新築工事チェック」を依頼されるほとんどの方が実施する、大切な検査です。

構造部材の寸法から金物の種類や位置、取り付け方法まで適切に行われているか、また建物の傾きや木材の乾き具合がどうかについても入念に調べていきます。どれも建物の耐久性や耐震性に大きく影響する大事な部分となっているからです。

 
それでは、いざ! 施工中の現場へ参りましょう。






チェック項目の多さNo.1! 構造検査のチェックリスト


 
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施工中の現場は柱がたくさんあって、まるで森の中のよう。木の香りが素敵です。

木造住宅への憧れをふくらませる私の横では、中野さんがたくさんのチェック項目をひとつずつ確認していきます。



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この部分だけでもたくさんの金物がありますね!


中野「垂木と梁をつなぐひねり金物。これは屋根が飛ばないようにするもの。コーナー金物は柱と桁などを固定していて、羽子板ボルトは、桁と梁をつないでいるよね。それから…」


とてもではありませんが、覚えきれません。中野さん曰く、ここは図面通りにできており、問題ないようです。よかった! プロの力を強く感じ、私もいつか家を建てることが出来たら新築工事チェックを頼みたい… そう改めて思ったのでした。



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中野「金物が緩んでる。だいたいひとつの建物で1~2箇所はあるんだよ。見落としちゃうんだろうなあ」

これはホールダウン金物といって、柱とコンクリートの基礎をつなぐとても重要な金物。ここが緩むと、地震がきた時に建物が浮き上がるかもしれない、とのこと。

現場監督と職人さんに伝えて、是正してもらうことに。とても柔らかい物腰で伝えているのが印象的でした。


早め早めが肝心な、傾きチェック


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お次はオートレーザー水準器を使った建物の傾き確認です。この機械は必ず水平垂直になる赤いラインを出してくれます。柱を見てみると… おお!縦の赤いラインが柱の角に吸い付いているようです! 他の柱も問題なく、床の傾きもありませんでした。よかったですね。


万が一このときに傾いていても、まだまだ直せる余地があります。当たり前ですが、早め早めに確認を行うことが大切ですね。


外回り、小さな釘も忘れずに!


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最後にグルっと外回りを確認します。


中野「外周部耐力壁の釘が何か所か飛び出ているね。この上に防水紙を貼るんだけど、紙だからこういうちょっとした出っ張りで破けることもある。雨漏りしたお宅なんか見に行くと、それが原因ってこともあるから要注意だね」


言われるまで全く気づきませんでした…。さすがプロ!!





中野「逆に釘の打ち込みすぎも要注意。耐力壁の機能が損なわれるからね。」


出っ張っても、打ち込みすぎてもダメ。家をつくるのって、難しい作業ですね。

他にも釘の出っ張りを見つけたので、大工さんに伝え、すぐ直してもらいました。

これで安心です。




最後に、職人さんにごあいさつをして検査完了。終始和やかな雰囲気で検査は行われ、大工さんもしっかり見てもらい、直せたので安心したそうです。

さくら事務所では、良い建物をつくるためには、厳しく、客観的な検査をすると同時に、現場の方々との円滑なコミュニケーションが重要であると考えています。新築工事チェックはこの構造検査の後も要所要所で行われていくので、途中でトラブルがあっては後々問題となるからです。


新築工事チェックを住宅を建てる方にもっともっと広めていきたい!という気持ちを新たにした同行でした。




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