みなさん、こんにちわ。九澤です。
今回はおヒゲと笑うとなくなる目が印象的な塩澤 正幸さんの新築マンションの内覧会立会いに同行してまいりました。
塩澤さんはもともとゼネコンにお勤めだったというだけあって特にマンションやビルは大得意。
そしてただ建物が見られる、というだけではなく広く「ものづくり」が大好き。
木のおもちゃを手作りしているなんて一面も持ち合わせていらっしゃいます。
さて、内覧会での調査は「目で見る」だけでなく、触ったり、動かしたり、音を聞いたりと五感をフル活用していて行います。
ドアの「遊び」を確認中
ホームインスペクターの調査は「人にやさしく、建物にもやさしく」がモットー。
しかし、洋服をたくさんかけるクロゼットのハンガーパイプやバルコニーの手すりなど、負荷のかかるところは少し力を入れて固定具合を確認。入居してから壊れるようでは困りますからね。
ふんっ!フンっ!と
いろんな作業を同時進行で実に効率よくすすめていく塩澤さんムダのない動きって見ていてすがすがしいですねー。
水量は適切ですか??
実際にお料理する気分になって
ユニットバスの天井点検口
ふぅ~、指摘アリ。
余談ですが、実はワタクシも前職ではマンションデベロッパーに在籍してまして、内覧会前にデベロッパーが検査を行う「施主検査」結構やりました。(ただしキズ・汚れメイン)
そんなわけで、結構見てしまうんですねー。
今回も依頼者の方が気がついていなかったサッシのキズを発見してちょっとは役にたったかな?!
さて、一方の塩澤さんは廊下のもの入れでなにやら棚板をゴソゴソしています。
物入れの棚、木でできているものはどうしても多少の「そり」が発生しやすくなります。そりがひどくなると、物を置くたびにガタガタ言って安定しませんから、ここもさわって確認です。
作業をすすめながらも依頼者の方がシューズボッスクの上の方を見えにくそうにしているのに気づくやいなやさっと「脚立お使いになりますか?」と差し出す塩澤さん。
いや~、インスペクターって建物だけ見ているようで、ちゃんと依頼者の様子も見てる!
あらためて感心いたしました。
内覧会が終了し、受付にもどるエレベーターの中で「自分達では気づけないところを見てもらえて、安心できてよかった」
と涙の出るような言葉をいただき(;;)、とてもうれしかったです。
マンションの内覧会立会いはいまやさくら事務所のサービスの中で最もポピュラーなもの。
私も入社してから6年あまりのなかで何百、何千というお申込みを受け付けてきたわけですがやはり一件一件にドラマや感動があるんだなぁと思うとなんだか新鮮というか、初心に戻る気持ちです。
Y様、大変おつかれさまでした。これからこのお部屋でぜひぜひ楽しく暮らしていただきたいです!
「私も内覧会立会いを申し込みたい!」と思った方はこちら
~オマケ~
インスペクター達が持ち歩く調査道具、いろいろとかさばり、しかも重いものも多いのです。
そこで、各インスペクター達がいろいろ運び方、バッグには工夫をこらしているのですが
塩澤バージョンはコチラ↓↓
なるべく軽く、肩掛けもできて、しかもタテ方向にも持ち手をつけたボストンバック。
こういうのを嬉々として手作りするのもインスペクター達の特徴でしょうか…^^;。