結論的には、もうまったく問題ありません。もちろん古い建物ですから、設備はそれなりに交換が必要ですし、床下も狭く入りづらい状況でした。

それでも建物本体はしっかりしており、構造的なゆがみもほとんどありません。

雨漏りや腐食の形跡もほとんどなく、ある程度のメンテナンスを施せばまだまだ十分に住めそうです。この建物は見事に再生することでしょう。
このような建物には本来、ある程度の価値をつけてもまったく構わないはずですし、実際に価値があります。ところが築年数で一律に価値付けをする現在の中古住宅市場におけるこのようなギャップがある現在は、大きなチャンスが転がっているともいえます。