まだ築年数の浅い木造物件↓↓↓

床下の大部分が水で濡れています。これは、あるお部屋のユニットバスの排水管の接続不良によって水が漏れていたもの。早期に発見すれば補修費用も余りかからず、大きな問題もないのですが、これを長年放置していると大変なことになります。
まずは「カビ」の問題。床下は本来、カラッと乾いていることが望ましく、このような状況ではカビ発生の温床になります。これがコンクリートにとどまらず木部にまで到達するなど範囲が広がってしまい、居住者の人体にも影響を与えた事例もあります。
そして「腐食」の問題。湿り気の多い場所では木材の水分含有率が上がります。含水率が10パーセント台を超えると、腐食が進行するといわれています。土台の木部が腐ってしまったら、それをリカバーするのは大変です。