外 壁やタイルのひび割れ、給排水の故障、電気配線のショートなどなど。腹立たしいのは不具合のことでありません。請け負った建設会社の対応です。何を言って ものらりくらり、本気で原因を究明したり直したりする気がないようで対応も遅く、やりきれない思いをしてきたYさん。建設会社の見解が信用できず、という ことでホームインスペクターが現地を訪れると・・・。
一目見て分かる問題がありました↓↓↓

屋上のパラペット(立ち上がり)部分の笠木(かさぎ)の境目に、何の処理も施されてないのです。ここにはしっかりとコーキング材が充填されていないと、雨水がドンドン浸透し、長い間には建物内部が取り返しのつかないことにある可能性があります。
はわずかにコーキング材が打たれているようですが↓↓↓

これではまったく意味がありません。こういったごく基本的なことを、点検しているであろう建設会社はなぜ何も言わないのか、非常に不思議です。
建物というものは結局、すき間や開口部をコーキング材などで埋めるという、原始的な手法で造られています。どんなに立派な内外装を施しても、コーキング一つで台無しになることもあります。これでは他の施工も推して知るべしです。