今回は「築39年!中古戸建てリフォーム工事実況レポート第1弾」に続き、屋根裏の様子をご紹介します!
こちらが、解体前の屋根裏の様子。

こちらが解体後です。

仕上げをはがしただけで、すごく広くなったように感じます。
ですが、正面の窓の下の部分をよーく見ると・・・

傷んで黒くなっている箇所がありました。
外壁からの漏水によりシロアリの被害にあっているのではないかと考えられます。
こちらは解体前の北側の洋室上部。

解体後。

吹き抜けになったようで、気持ちいいですね、なんて話していましたが。
ホームインスペクターがここですかさずチェック!

天井がふわんふわんにたわんでしまっています。
屋根からの漏水で野地板が傷んでしまっている状態です。
室内側からは、剥がしてみないとわからなかった箇所です。
やはり木部には水分や湿気が敵なのですね・・・。
ちなみに、こちらが屋根裏の解体で出た産廃の山です。
ぼろぼろになっていますが断熱材がしっかりと入っていました。

築年数が古い物件の場合は、断熱材が入っていないケースもあります。
リフォーム・リノベーションを検討する場合は、断熱材の有無をチェックしておくと、省エネにつながるだけでなく、結露や冬のヒートショックなどの悩みが軽減されるでしょう。
特に、暖かい空気は上へ上へと上がっていくので、屋根断熱がしっかりされていないと
夏場の屋根裏は暑くてとてもいられません。
収納以外にも使う可能性がある場合は、屋根断熱も大事なチェックポイントです。
引き続き第3弾は、床が取り払われた1階の基礎の様子をご紹介します!