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[リフォーム・リノベーション チェックポイント]
マンションのリフォーム・リノベーション、注意すべきポイントは?

2018-08-22

マンションのリフォームやリノベーションへの関心が高まっています。


住まいをリフレッシュさせることができるほか、その資産価値も高めてくれるリフォームですが、残念ながらトラブルも絶えません。


マンションのリフォームを成功させるには、見えない部分まで点検し、必要な個所を修復することが大切です。


今回はリフォーム工事中や完成時(竣工検査)での第三者工事チェック「リフォーム・リノベーション工事チェック・完成検査」の経験豊富なホームインスペクター(住宅診断士)が、マンションのリフォームを成功させるためのコツをご紹介します。


建物の状況を確認し、まずは適切なリフォーム計画を


マンションのリフォームの際、どうしても見た目にばかり気がいってしまいますが、大切なことは、建物の状態を確認し、老朽化した個所を修復する工事を的確に行うことです。


新築で購入したマンションでも、住み始めてから年月が経つとともに、少しずつ劣化が始まっています。


特に、普段の生活で目に見えない部分では、気がつかない間に劣化が進んでいることも。


壁紙やフローリングの張替えなど表面的な工事の場合、大まかな相場が決まっていて、お手軽に出来るイメージがあります。


しかし、表面がきれいになっても、内部に不具合が潜んでいては、すぐに新たな不具合が発生してしまう危険もあります。


建物の状況を正確に把握し、表面だけではなく、安心して長く住むために必要な工事をすることがリフォームを成功させるポイントとなります。


例えば、設備配管。劣化した古い配管を交換しないままだと、配管が劣化してしまい漏水に繋がります。せっかくのリフォーム工事ですから、その配管は交換の必要がないものかどうか?この際に交換したほうがいい古いものなのか?確認しましょう。


また、エアコン効率にも関わってくるのが断熱性。古いマンションでは断熱材の入っていないところや、断熱性能の低いものが施工されていることも。大がかりなリフォームするのであればこの機会に断熱工事も行い、機能面もアップさせることをおすすめします。


マンションの資産価値を保つには見た目のきれいさだけでなく、そういった見えない部分も重要なのです。


マンションのリフォームって、どこまでできる?


マンションは「管理規約」によってリフォームの範囲が決められています。


工事ができるのは自身のお部屋の中、つまり「専有部分」のみとなります。


「共有部分」や「専用使用部分」(※)は工事が出来ないので注意が必要です。


また、工事ができるとはいえ、事前にリフォーム工事届けを理事会に提出、リフォーム工事の内容について、理事会の承認を得なければ工事に着手することができません。


※「専用使用部分」とは、ベランダ・玄関扉・サッシです。これらの部分はリフォームによって個人で変更が出来ません。


マンションの構造に関わる部分ももちろん共用部ですから、リフォームすることはできません。


例えば、「壁を抜いて広い空間にリフォームしたい」という希望でも壁が構造体にとって必要な支えとなっている場合、壁を取り去ることが出来ません。


自分の理想のリフォームをするために、計画段階で「できる工事」「できない工事」をはっきりさせておくことが必要です。


リフォーム工事会社を選ぶ3つのポイント


では、リフォーム工事はどこに頼んだらいいのでしょうか?


デザイン性を重視して設計事務所さんに頼まれる方、安心感を求めて大手に頼まれる方等さまざまです。


まずは、自分はリフォームで何を実現したいのか?どんなことを重視してリフォームするのか?考えてみましょう。


また、見積もりは必ず複数社に依頼することをお勧めします。


見積りを依頼する際に注意したいのはこの3つです。


①竣工図(設計当時の図面)を確認しているか?


もちろん準備できない可能性もありますが、正確な見積もりを出すには竣工図を確認したほうがいいでしょう。


図面を確認し、できることできないことを明確にして、リフォーム計画を提案してくれる業者さんが望ましいと言えます。


②管理規約を確認しているか?


マンションでリフォーム工事を行う上で管理規約のチェックは避けて通れないはずです。


例えば、音にまつわるトラブルを防ぐために、使用できるフローリングの等級が規定されていたり、工事実施する前に必要な申請手続き、リフォームが可能な曜日などが定められたりしています。


竣工図同様、管理規約を確認しないまま見積りを出してしまう業者さんは要注意かもしれません。


③見積書の内容が大雑把でないこと


「解体工事」「クリーニング」「残材処分」「現場管理」といった本体工事ではないところならば問題ありません。


ですが、「造作工事」や「電気・水道工事」、(内装・塗装工事)のような本体工事で「一式」とある場合は要注意です。


どんな建材や設備機器を使うのかによって費用は大きく変わってきます。そこまで確認できるような細かい見積もりがもらえたらベストです。


着工後は、図面通りに工事されているかもチェック


リフォームを成功させるためにはこのようにさまざまなチェックポイントがありますが、一般の方にはリフォームが必要な個所の判断等、ちょっと難しいかもしれません。


また、工事の施工中に図面や見積もり通りの工事がされているのか確認することもポイントの一つです。


不安がある方は、建物の専門家ホームインスペクター(住宅診断士)に第三者としてチェックしてもらう方法もおすすめです。

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