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[一戸建て工事中のチェックポイント]
新築ラッシュにご用心!工期遅れ・施工トラブルの起こりやすい7つのサイン

2018-12-07

年末から春にかけての新築工事ラッシュは、どこのハウスメーカーも多忙を極め人手不足と言われています。


「突貫工事になって不具合や施工トラブルが起こらないか?」「工期が遅れないか?」と心配な場合も多いでしょう。


不具合や施工トラブル、工期の遅れは何としても避けたい。そうなる前兆となるサインがあれば見極めたい…といったお声を受けて、戸建の新築工事に精通したホームインスペクター(住宅診断士)がよく直面する「工期遅れや施工トラブルを起こしやすいサイン」を伝授します。




「新築だから…大手の施工だから…欠陥住宅や不具合なんてありえない」という思い込みは危険。


これから紹介するサイン・前兆を感じたら、工事中のミスや手抜きを未然に防ぐ新築工事チェック(建築途中検査・施主検査立会い)をおすすめします。


サイン1 : 3月竣工なのに年内に基礎工事が終わらない


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例えば、新築ラッシュのこの時期であれば「来年3月竣工の新築戸建工事で、年内に基礎工事が終わっていない」というケースが挙げられます。


実は年内に基礎工事が終わっていない場合でも、年明けから職人さんの応援をたくさん呼んでスピードアップすれば、3月には物理的に間に合うことも十分に考えられます。ただし駆け足の工事になってしまう可能性が大きいことで仕上がりに影響し、不具合や施工トラブルのリスクも高くなります。


竣工時期に対する基礎工事の進捗は、ひとつの目安になります。


サイン2 : 着工寸前で予定の職人さんが突然変わる


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着工寸前に「大工さんがケガをしました」「予定していた職人さんが来られなくなりました」と、職人さんが変更になるケースも聞かれます。


もちろん本当かもしれません。人手不足でアサインできず…やむなくといった場合もあり得ます。


予定外の職人さんだからといって一概に「施工トラブルになるかも…」とも限らず、新しい担当がとても頼りになる職人さんでスムーズに工事が進むこともあるかもしれません。


ですが、人が足りない中で突然来る場合は、打合せ不足・情報共有不足であるケースも考えられるため、不具合や工期遅れ、施工トラブルなどにつながるサインと言えるでしょう。


サイン3 : 現場監督からのメール返信が返ってこない


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この時期の現場監督は多忙ですが、大切な連絡の返信がなかなか返ってこないのが常態化している場合は、多くの担当を持ちすぎていて、ひとつひとつの工事に目を配れない状況である可能性も…。


やはり不具合・施工トラブルのリスクも高くなるでしょう。


サイン4 : 現場監督が着工前後の計画変更を知らない


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「まさかそんなことが…」と思ってしまいますが、施主様とハウスメーカーの営業と設計担当の間では計画変更の共有ができていても、その連絡が現場監督や職人さんに届いていない、といった例も珍しくありません。


建築業界も昨今はデジタル化が進み、職人さんもスマホを駆使して施工管理アプリで工程をスピーディーに共有する現場も見られますが、まだまだ電話などアナログな手段で都度、工程変更の連絡を行っているケースが多いため「言った言ってない」「聞いた聞いてない」と現場監督や職人さんに変更内容が伝わらないことも…。


もし設計・図面の変更といった肝心な内容が現場監督に伝わっていなかったら…一事が万事。工事ミスや工期遅れのリスクが高いサインではないでしょうか。


サイン5 : いつ工事現場に行っても現場監督を見かけない


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特に新築ラッシュの繁忙期は、どの現場監督も多くの工事を同時進行で受け持っています。


複数同時進行は通常ですし現場監督の個人の能力差にもよりますが、10件を超えた辺りでひとつひとつの現場監理が徐々に甘くなってきます。


中には20件以上を同時に掛け持ちしている現場監督もいると言われます。20件になると優秀な監督でもキャパを超えてきて、現場の監理をていねいにできる状況ではなくなっていきます。


担当している現場監督が何件同時に受け持っているかはわからないですが、いつ現場に行っても監督を見かけなかったり、「少し前に話したことを忘れている」などは、抱えている現場数がキャパオーバーのサインです。


サイン6 : 着工や引渡しの日程があいまい


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通常、着工や引渡し日は契約内容で決まっていて、この予定を踏まえて工事の計画を立て、工程表を作成します。

ところが、契約時には「仮日程です」として、あいまいなまま工事に突入する場合も…。


このようなケースは、もしかしたら職人の手配などができていない可能性もあります。


工事が粗くなりそうなサインと言えるでしょう。


サイン7 : 構造金物図や基礎詳細図などの準備ができていない


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施工会社は通常、着工前に「建築確認申請」を出すため、その際に工事に必要な図面がほぼ揃っていることが前提です。

ところが、申請に必要な最低限の図面だけしかなく、工事に必要な図面の準備が間に合っていないケースも。

基礎詳細図・構造金物図など、工事に重要な図面を作成していないハウスメーカーもあるようです。


こうした工事に必要な図面が間に合っていない、または作成しない場合は「図面」という共有・確認すべきものがないまま勘所に頼った工事を進めてしまうので、ミスにもつながりやすくなります。


冬の番外編: 工事期間中に雪が降った


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工事が冬なら注意したいのは、雪による工事の遅れ。

雪が降ってる最中は、水が混じって強度が下がってしまうためコンクリートを打設できません。


また雪がたくさん積もってしまった場合は、工事を進めるために雪かきをしなければならなかったり、解けきるまでは外構工事がストップしてしまう場合もあります。


工程表通りにいかず、後から遅れを取り戻そうとするスピード工事になってしまうことで、施工トラブル、工事ミスのリスクが高くなるので注視したいところです。


 


こうしたサインは繁忙期には頻繁に起こることですが、工事中のミス、手抜きにつながりやすい要因です。


このような兆候が見られたらトラブルを未然に防ぐために、建物に精通したホームインスペクター(住宅診断士)による新築工事チェック(建築途中検査・施主検査立会い)をおすすめしています。

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