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[住宅購入時のチェックポイント]
中古戸建購入前・3つのチェックポイント

2019-04-30

「中古で戸建を購入したいけれど、はじめてなので不安なことがいっぱい」という方も多いのではないでしょうか。今回は中古戸建を購入する前に知っておきたいライフラインや周辺環境に関するチェックポイントをご紹介します。


電気のトラブルを防ぐためのチェックポイント


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古い戸建・マンションでは専用回路がなくブレーカーが落ちやすい


中古の戸建を購入する際には電気の配線を忘れずにチェックすることが重要です。


新築物件ではエアコンや電子レンジなど大量に電力を使用する家電製品については専用回路があらかじめ用意されているケースが多いため、たとえブレーカーが落ちても家中の電気が使えなくなるということはありません。


しかしながら、築年数の古い中古物件では専用回路がなく、すべての電化製品が同じ回路で繋がれていることが多いので家中の電気が一度に落ちてしまいます。


契約アンペアの変更が必要な場合も


古い物件では30アンペアでの契約が一般的。一人暮らしなら30アンペアでも何とかなるかもしれませんが、近年は使用する電化製品の数も増えているため不安があるのが事実です。


安心して電気を使用するためにも、家族構成や生活スタイルによっては契約アンペア数の変更を検討しなければならないでしょう。


契約アンペア数の変更だけなら費用は基本無料


30アンペアの契約を40アンペア・50アンペアへと変更する場合、必要となるブレーカーやメーターの変更は基本的に無料です。変更手続自体も難しくありません。しかし電気の基本料金は契約アンペアの容量に応じて決められるため、契約アンペアを大きくすれば基本料金が高くなることは意識しましょう。


工事が必要になる場合は費用を負担することも


最近では各部屋にエアコンを設置する家庭も珍しくありませんが、その場合は配線経路を変更するための工事が必要になることがあります。


たとえば3台のエアコンを設置しようとすれば3つの専用回路を増設する必要があり、その際の工事は有料です。


電気配線の変更は有資格者だけにしか許されていませんので、必ず業者に依頼することになります。


周辺環境のチェックポイント


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周辺環境をチェックせずに購入すると後悔してしまうことも


戸建住宅を購入する際は、どうしても値段や間取り、設備などに注目してしまいがちです。


もちろん、同じような立地や広さの物件なら値段の安いに越したことはないですし、生活スタイルや家族構成にマッチした間取りの方が生活の快適さは増します。


しかし、それ以上に周辺環境も住宅選びには重要な要素となります。いざ入居してみると窓から隣の家の壁しか見えなかったり、すぐ目の前に電柱が建っていたりすることも珍しくありません。


入居後に「こんなはずではなかったのに・・・」と後悔することがないように、周囲の環境にもしっかりと目を配りましょう。


ハザードマップで浸水リスクの確認を忘れずに


近年は特に都市部などでゲリラ豪雨による水害も増えています。物件周辺の浸水リスクは前もって確認しておくようにしましょう。


たとえば基礎の高さが1mを超えるような一戸建てが多い地域、駐車場やエントランスが地盤面よりも高い場所にあるマンションが多い地域は浸水リスクが高いと判断できます。


また、道路が未舗装であったり凹みや陥没があったりすると雨水が溜まって生活に支障が出るケースがあるので注意が必要になります。


現在では各自治体から洪水ハザードマップが公開されていて、インターネットからも閲覧が可能です。


洪水ハザードマップを見れば浸水しやすいエリアや危険度、万が一洪水になったときの避難経路などがわかりますので、ぜひ前もって確認しておくようにしましょう。 


内覧は曜日を変えて何度も行いましょう


しっかりと物件見学をしたから大丈夫だろうと思っても、実際に住んでみると様々な問題が噴出してくることがあります。


こういったトラブルを避けるためにも、物件の見学は曜日を変えて何度も行いましょう。


一般的に物件の見学は仕事がお休みの日を利用して行う人が多いですが、物件の立地によっては休日は静かでも平日は騒々しくて道路の交通量も激しいといったことがあります。


休日だけでなく平日の様子もチェックするようにしましょう。


昼間だけでなく夜間の様子も確認しましょう


物件の周辺環境については日中だけでなく夜間にも必ず行うようにしましょう。日中の見学だと気付きにくいポイントがいくつかあるからです。


その1つが街灯です。夜暗くなってから帰宅するとき、帰り道に街灯がないと安全面で問題があります。


特に女性の独り歩きは危険なので、購入前にしっかり確認しておくことが大切です。


付近に面大地があるときは積極的に情報収集を


購入を検討している物件の隣やすぐ近くに広い駐車場や空き地、工場跡地などの面大地があるときは注意が必要です。近い将来、空き地に高層マンションなどが建つ可能性が考えられるからです。また新しい建築物の場所や角度によっては日照などで問題が出ることがあります。


こういったトラブルを未然に防ぐためにも、近くに面大地があるときは広さや用途地域・建ぺい率などを調べて日照に影響が出ないかあらかじめ確認するようにしましょう。建築確認申請が出ていないか自治体に確認したり、売り主に高層マンションなどが建つ噂がないか尋ねてみたりするのも有効です。


中古は環境を事前に確認できる安心感がメリット


立地の良い場所に建つ人気の新築物件は魅力的ですが、現在では完成前に売り出しや契約を済ませてしまう「青田売り」が一般的です。確かに競争率の高い物件は早く売れていきますが、そこにはリスクもあります。


一方、中古物件の場合はすでに住宅がそこにあるわけで、物件の様子や周辺の環境もこの目でしっかりと確認することができます。購入後に後悔するリスクも少なく、より安心と言えるでしょう。


近隣トラブル回避のためのチェックポイント


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意外と多い隣人との境界線トラブル


不動産を購入した人が購入後に見舞われるトラブルとして多いのが境界線に関するものです。


近年再開発が行われた地域ではあらためて測量が行われているため比較的問題は少ないですが、それ以外の地域ではトラブルが多く起こっています。なぜ境界線が曖昧になるのか、その理由は様々です。


境界を示す杭やプレートが地震などの災害でズレてしまったり、そもそも境界線の位置を勘違いしていたりするというケースもあります。


購入前に境界線を明確に定めましょう


不動産購入後に境界線トラブルが発生すれば隣人との関係にヒビが入ってしまうこともあります。


隣人トラブルを避けるためにも、物件が引き渡しになる前に明確な境界線を定めておくように売り主や仲介業者にお願いしましょう。


その際は口約束だけでなく契約書を交わしておくことが重要です。


越境物の有無の確認も忘れずに


物件を購入する際は越境物があるかどうかもしっかりと確認しましょう。


隣の家の屋根や塀が境界線を越えていたり、夏になると生い茂った木の葉がこちら側へとはみ出す場合には、物件引き渡しまでにトラブル解消のための取り決めを定めましょう。


隣家との間に高低差があるときは擁壁にも注意


購入を検討している物件が斜面地にあったり、水害対策として盛土されていると、お隣さんの土地との間に大きな高低差が生じます。


この場合、斜面の土の崩落を防ぐためにコンクリートや石を使って擁壁工事を行うのが一般的です。


しかし、この擁壁がトラブルの原因となってしまうこともあります。たとえば2mを超えるような擁壁を造る場合は基本的にRC構造(鉄筋コンクリート造)でなければならず、その費用は数百万円と高額になります。


擁壁がある場合は将来的に造り換えの必要があるかどうかといったことをあらかじめ確認しておくようにしましょう。


中古戸建・マンションを見極める決め手はホームインスペクション


中古戸建・マンションは、価格が安いだけでなく、リフォーム・リノベーションを施すことで、新築に近い住み心地を実現できるため人気が出ています。


購入後に後悔しないために納得して購入するのであれば、契約前にホームインスペクション(住宅診断)を実施することがおすすめです。

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