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新築戸建て住宅の2年アフターサービス保証の活用が重要な2つの理由

2020-11-13


戸建て住宅を新築して、まず意識しておきたい節目は築後2年になります。

というのも、売主は新築後のアフターサービス保証期間を、2年間で設定していることが多いためです。

ようやく手に入れた大事なマイホームで、せっかくの保証の権利を活用しない手はありません。

また、2年アフターサービス保証を最大限活用することは、今後の暮らしにとっても非常に重要な意味があるのです。

今回は、2年アフターサービス保証の活用が重要な理由について、また最初の2年間で現れやすい不具合などもご紹介したいと思います。





新築戸建て住宅の2年アフターサービス保証とは


新築住宅の引渡し後10年間は、「構造耐力上主要な部分等」と「雨水の浸入を防止する部分」で瑕疵が見つかった場合、売主は補修や損害賠償などの責任を負わなければいけないことが法律で定められています。



  • 構造耐力上主要な部分:基礎や杭、スラブ、柱など建物の荷重を支える基本的な構造部分

  • 雨水の浸入を防止する部分:屋根や外壁など雨水の侵入を防ぐために機能する部分


しかし、当然ながら法律で定められている部分以外にも不具合が発生することもあるでしょう。

それら不具合については、売主が一定期間に限って保証するという独自のアフターサービスを設けていることが一般的です。

このアフターサービスの内容は売主によって異なりますが、おもに2年で設定していることが多く、また原則として無償で実施されます。





新築戸建て住宅の2年アフターサービス保証の活用が重要な2つの理由


新築戸建て住宅の2年アフターサービス保証期間は、非常に重要な節目となるため積極的に活用することをおすすめいたします。
なぜ重要なのかというと、その理由は大きく2つあります。



  • メンテナンスコストを削減できる

  • 築後2年程度は建物内に変化が現れやすい


●メンテナンスコストを削減できる


アフターサービス保証期間を超えて何らかの不具合が発見された場合、有償で補修しないといけなくなる場合があります。

人件費だけでも1日あたり2万円程度のコストがかかることが一般的で、また1日で終わらなかったり材料が必要になったりする場合はさらに多くかかってしまいます。

しかし、期間内に不具合が発見できれば、ほとんどのケースで無償補修ができるのです。

お得な制度があるのに利用しないのは、非常にもったいないといえるでしょう。


●築後2年程度は建物内に変化が現れやすい


引き渡し当初は、建物は多くの水分を含んだ状態です。

例えば、モルタルやクロスの糊など建材には大量の水を使用しており、また工事中の雨で建物構造なども水分を含んでいます。

この水分は1~2年をかけて徐々に抜けていきます。

そして、水分が抜けていく過程で建材構造材が収縮するなど、建物内のあらゆる部位で変化が現れることがあるのです。

しかし、その過程を経ること建物は徐々に安定へと向かいます。

要するに、築後2年程度であれば軽微な不具合が起こることは不思議なことではなく、むしろ当たり前に起こることといっても過言ではありません。

そしてこれら軽微な不具合は、初期段階で適切に補修しておくことで、その後の安定が見込めるというわけです。





築後2年程度で起こりやすい症状とは


築後2年程度は、工事中に使用した水分が抜けていく過程でさまざまな症状が現れることがあります。

おもに現れる症状について、いくつかご紹介したいと思います。


●クロスの症状



cloth

クロスの症状として挙げられるのは、継ぎ目やサッシ周辺部などの隙間が広くなることです。

この症状は非常に多く見られますが、ジョイントコークなど専用の充填材を使うことで簡単に補修できます。

また、その他にも下地のビスが表面に浮き出てくることがあります。

これはビス頭に充填したパテが痩せることで若干凹んでしまう現象ですが、機能的な影響はありません。

見た目が気になる場合は施工会社に相談してみるとよいでしょう。


●床の症状





床の症状として挙げられるのは、音鳴り床鳴りです。

床材や構造材構造材の伸縮や床の接着剤の剥がれなどさまざまな原因が考えられますが、音鳴り床鳴りの原因を特定し裏側に接着剤を注入して固めるなどの方法で補修できます。

また、その他にもフローリングにキズや凹みがある場合は、専門業者によって補修が可能です。

ただし引き渡し後にできたキズの場合は、有償になる可能性があります。


●建具の症状





建具の症状として挙げられるのは、傾きや動作不良、音鳴りなどです。

建具の建て付けは、非常に簡単に調整ができるようになっています。

しかし建具の狂いは、鍵がかかりにくくなったり、あるいは枠や床などを傷付けたりするため、放置しないよう定期的な建て付け調整を心がけましょう。


●結露


築後2年程度の住宅は、とくに結露が多く見られます。

それは、建物が水分を多く含んでいることと換気不足がおもな原因です。

24時間換気は、種類によっては外部温度の影響を受けることから、冬には寒くなるという理由でオフにする家庭もあるようですが、これは避けるべき行為といえます。

換気システムを停止すると、気密性の高い住宅では湿気を多く含んだ空気が外部に排出されなくなり、夜の温度低下とともに結露が発生するのです。

結露が発生するとクロスなどにカビ生えることもありますが、換気不足による結露の場合は無償補修の対象にはならない可能性が高いでしょう。

したがって、築後2年程度はとくに意識して換気をすることが重要になります。





保証期限が切れる前にホームインスペクション(住宅診断)





新築戸建て住宅のアフターサービス保証期限内であれば、ほとんどの不具合が無償で補修が行えます。

したがって、保証期限が切れる前にホームインスペクション(住宅診断)を実施し、建物内に潜む不具合を洗い出しておくと、まとめて補修ができます。

アフターサービスの保証期限後に不具合が発見された場合、有償工事になることもあるため非常にもったいないことになってしまいます。

また住宅会社によっては、本来は無償で行うべき不具合を、無償の対象とせず有償工事に誘導する悪質なケースもあります。

そのようなことを避けるためにも、専門家の見地から住宅の劣化状況や欠陥の有無を見きわめることが効果を発揮するわけです。

さくら事務所では、「一戸建て自宅ホームインスペクション(住宅診断・建物状況調査)」のサービスを提供しています。

これから長く快適に暮らすためにも、アフターサービス保証の期限が切れる前の実施を検討しみてはいかがでしょうか。




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